地元から離れた大学を受験するとなると、気にしなくてはならないのが上京して大学に入ってからのお部屋探し。
特に地方の国公立大を受験する人にとっては、3月上旬まで合否がわからないので、いつからお部屋探しをするべきか迷いどころですよね。
この記事を書いている私も、合格発表があるまでは進学するか浪人するかわからなかったので、「お部屋探しをどうするか」は深刻な問題でした。
結局、私がお部屋探しを始めたのは合格発表の次の日のことでした(3月8日)。
正直条件のいい物件は諦めていたのですが、
なんと蓋を開けてみたら早くお部屋探しを始めていた友人たちよりもいい物件が見つかったのです!
そこでこの記事では、
・3月の合格発表後から部屋探しを始めて良かったこと
・どんな部屋なら3月上旬まで残っているのか
・3月に部屋探しをして大変だったこと
・3月からお部屋探しをするとしたら気をつけて欲しいこと
の4点について書いていきます!
目次
大学受験の部屋探しはいつからするべき?
私は地方に住んでいて都内の国立大の受験を目指していました。
周囲には同じように遠方の大学を目指している友達がたくさんいましたが、中には10月とか11月とかにもう家を決めてしまって手配を済ましている人もいました。
私は親の方針もあり、上京して住む家を決めたのは進学する大学が決まった3月のことでした。
3月に部屋探しを始めたメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
・余分な家賃を払わずに済んだ
・「合格しなければお金が無駄になってしまう」という余計なプレッシャーを感じずに済んだ
1つ目によかったことは、余分な家賃を払わずに済んだことです。
私の周囲の友人は、12月ごろにはもうすでにお部屋を抑えている人も多かったのですが、
彼女たちはその分余計に家賃を払っていたそうです。
部屋を早く抑えておくことで安心感はありますが、
誰も住まない2~3ヶ月分の家賃を払うなんてかなりもったいないですよね。
2つ目に良かったことは、余計なプレッシャーを感じずに済んだということです。
大金をかけて条件のいい物件を確保していると思ったら、
「なんとしてでも受からなければならない」と変に力んでしまったことでしょう。
部屋を確保していなかったおかげで、のびのび勉強することができました。
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国公立の合格発表後も残っている部屋ってどんな部屋?
では一体、3月上旬の国公立の合格発表後まで残っている部屋ってどんな部屋なのでしょうか?
あくまで私がお部屋探しをしていて感じたことですが、
・家賃が高い、立地が悪いなどの条件の悪い部屋
・引っ越せるのが3月の終わる直前、または4月になってからという部屋
この2つに当てはまる部屋は、合格発表の後でも比較的残っている印象でした。
家賃が高かったり立地が悪いなどの部屋に住むかどうかは、親御さんとの相談の上決めることだと思いますが
狙い目なのは「引っ越せる時期が入学式のギリギリ」という部屋。
多くの人は3月20~28日あたりには引越しを済ませたいと考えているので、
3月30日以降にならないと引っ越せない部屋は割と残っていたんです。
私が最終的に決めたお部屋は3月31日にならないと入居できないお部屋でした。
引越し後にバタバタすることを覚悟すれば、国公立の合格発表後でも条件の良い部屋が残っているかもしれません。
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合格発表後の3月中旬に部屋探しをして大変だったこと
合格発表後に部屋探しをして大変だったことは、以下の2点あります。
・大学入学の手続きと引越し準備が同時にやってきた
・一人暮らしに慣れる前に大学が始まってしまった
1つ目は、大学入学の手続きと引越し準備が被ったことです。
大学に入学する際って入学金を収める以外にも大学生協の加入だったり、
学生用のクレジットカードを作ったり、
大学に提出する必要書類を記入したりと意外と忙しいんです。
それと同時に新居の家具や家電を選んだり、洋服を買い足したりしなければならなかったので
3月中旬から引っ越すまでは結構バタバタしました。
2つ目は、一人暮らしに慣れる前に大学が始まってしまったことです。
私が引越ししたのは3月31日でしたが、4月1,2日にはもう新入生用のオリエンテーションが始まり
入学式は4月4日に行われました。
ですので、慣れない一人暮らしと慣れない大学生活を同時進行で頑張らねばなりませんでした。
また、ど田舎から東京に上京した私は人ごみに慣れるだけでも一苦労。
4月の間はだいぶ疲れがたまってしまいました。
合格発表後に部屋を探すとしたら気をつけて欲しいこと
部屋探しを3月の合格発表後にするとしたら、ぜひ以下の2点には気をつけて下さい。
・合格がわかったらすぐに不動産屋さんに行く
・事前にどんな条件の部屋に住みたいのかリストアップしておく
まず、合格がわかったらすぐに不動産屋さんに行きましょう。
案外、「部屋探しは合格発表後でもいいか〜」と考えている人も多いので、
初動を早くすることでライバルに差をつけることができます。
そして、不動産屋さんに行ってからすんなりお部屋を選べるように、どんな部屋に住みたいのか、条件をリストアップしておきましょう。
ちなみに私は以下のような条件を考えていました。
・大学まで徒歩か自転車で通える
・広さは6畳くらい
・2階以上
・オートロック
・駅までの距離は気にしない
・ユニットバスでも可
このように、事前にどんな部屋に住みたいのかを考えておけば、不動産屋さんに行ってからどの部屋がいいか迷わずに済みます。
私の場合、条件にあった部屋が2つほど見つかったので、その日のうちに内見して決めました。
内見すると周辺の環境がわかるだけでなく、写真のイメージと実際の感じが違ったなんていうこともあり得るので、
絶対に内見してから決めるようにしましょう。
また、東京などの大都市に住む場合は、事前にどのエリアなら治安が良いのか調べておくのも大事です。
不動産屋さんによっては、田舎者だとわかると人気のない治安の悪いエリアの物件をわざと勧めてくることもあるそうなので気をつけましょう。
ただ、治安の悪さや生活のしづらさなどは実際に住んでみなければわからいことも多いですよね…
以下の『「東京Deep案内」が選ぶ首都圏住みたくない街』という書籍には、
実際に住んでみなければわからない「土地の住み心地」が詳細に記載されておりオススメです。
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おわりに
多くのWebサイトでは、「3月にお部屋探しをしていたら遅い」というのを常識のように言っていますが、あながちそうとは限りません。
国公立の合格発表が終わった3月からお部屋探しを始めることを検討している方は、
どうぞ以下に記したメリット・デメリットや注意点を判断材料に使ってみてください!
【メリット】
・余計な家賃がかからない
・プレッシャーがない
【デメリット】
・入学手続きと引越し準備がぶつかる
・一人暮らしに慣れる前に大学が始まってしまう
【注意点】
・合格発表が終わったらすぐに部屋探しを始める
・どんな部屋がいいのか明確にしておく
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