こんにちは!いとひな(@itohina2018)です◡̈♥︎
私は2016年の6月から2018年の1月までの約1年7ヶ月に渡って、彼氏と同棲生活を送っていました。
大学生にも関わらず、しかも親に内緒で同棲生活を送っていたことに対しては反省する点も多々あります。
親から金銭的援助を受けているのに何も言わなかったことに対する罪悪感もかなりありました。
それでも、私は彼氏と過ごした1年7ヶ月でかけがえなのない大切な経験をすることができました。
それは、ただ単に大好きな彼氏とずっと一緒に過ごせて幸せだった、というようなレベルの話ではありません。
今日は私が彼氏との同棲生活で得たものについて書いていきたいと思います。
目次
私が彼氏と同棲を体験したことで得たもの
私が彼氏と同棲したことで得たもの、それは凝り固まった自分の世界の価値観にとらわれない考え方です。
彼氏と付き合う前の私は、世間でいう「ものすごく良い子」でした。
親の言うことは絶対に守る。
先生の指示にだって忠実に従う。
目上の人の言うことには逆らわない。
勉強も部活も、とりあえず一生懸命取り組むのが正解。
世の中のあらゆるルールに従って生きることが、
周りから「できる人」「ちゃんとした人」と思われて生きることが、
人生における正解だと思っていました。
でもね、彼氏と付き合ってから、同棲してからというもの、その価値観がことごとく打ち砕かれたんです。
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早起きが好きな私と、夜更かしが好きな彼
例えば、私は彼氏と付き合うまでは夜は11時に寝て朝は6時か7時には起きる、というような超規則正しい生活を送っていたんです。
家族全員そんな生活をしていたので、一人暮らしを始めてからも変わらずその生活を続けていました。
ところが、私の彼氏は夜更かしをするのが大好きな人でした。
彼氏と一緒に住み始めてからは、夜中まで一緒におしゃべりしたり、晩酌したり、映画を何本も借りてきて一晩中観たり、とことん夜更かしをすることが増えました。
これまで「規則正しい生活を送る」ことが正しくて、それ以外はダメなことなんだ、と思っていた私。
最初の方は夜更かしすることに対する罪悪感と、そんな生活を普通に送っていた彼氏に驚きしかありませんでした。
しかし慣れてくると「夜更かし」って別にいけないことじゃないし、むしろめちゃくちゃ楽しいということに気づき始めたんです。
(きっと世の中の大半の人は知っていることでしょうね…笑)
でもね、親が言うことは全て正しい、そして守らなくてはならない、と思っていた私にとってはものすごい衝撃だったんです。
別に規則正しい生活を送ることは何も悪いことではありません。
しかし、それ以外の選択肢が頭になかった私は、とても狭い価値観の中で生きていました。
この規則正しい生活の話は、異なる価値観に出会うということの一つの例にしか過ぎません。
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世間の目を異常に気にする私と、自分のやりたいことを貫く彼
また、私は幼い頃から「周りにどう思われるか」を異常に気にする子供でした。
私が行動を起こす基準、頑張る基準は「親や祖父母が喜んでくれるかどうか」でした。
勉強を頑張ったのだって、嫌いになった習い事を辞めなかったのだって、
部活が辛くても弱音を吐かなかったのだって、
友達とうまくいかなくても誰にも相談できなかったのだって、
全ては家族の喜ぶ顔が見たいから。家族に余計な心配をかけさせたくないから。
物心ついたころから、私はそんな生き方しかできなかったんです。
でもね、彼氏は私とちょうど真反対のような人で。
どんなに人に笑われようと、どんなに世間的によく思われないことでも、そんなことは彼氏には関係ありませんでした。
彼の全ての行動の基準は、「自分が面白いと思うか」どうか。
最初はそんな彼氏をヒヤヒヤしながら眺めていました。
「敵をいっぱい作るんじゃないかな」
「生きづらいんじゃないかな」って思いながら。
しかし、そんな心配する必要なんて全くなかったんです。
それどころか、そんな尖った彼氏のことを「面白い」と感じる人が彼氏の周りには集まってきていて、彼はいつも楽しそうにしていました。
「みんなの顔色をうかがって生きなければ、嫌われる。」
そう思い込んでいた私には目からウロコでした。
同棲するということは、異なった価値観、文化がぶつかるということ
それまではいくら辛くても、楽しくなくても「ちゃんとして」いなきゃいけないんだ、それが第一なんだ、という風に洗脳されていた私。
周りの目を異常に気にしていた私。
それが彼氏と生活を共にしていううちに
「ちゃんと」なんてしていなくていい。
「周りの人が私のことを見てどう思うか」なんて、私には関係ない。
「私がやりたいことをやっているのか」
「私が心から楽しいと思えることをやっているのか」それが一番大事なんだ、ということに気づくことができました。
これは、彼氏と長い時間を共有することがなかったら決して気づけなかったであろう事実です。
だって、そんな生き方を、考え方をしている人が存在することすら知るよしがないんだから。
一人で生きていたら、「自分の文化」が全てです。
でも、誰かの人生と交差することで、今まで気付くことができなかった新たな価値観を自分の中に取り入れることができるんです。
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おわりに
世の中に、自分と100%同じ価値観を共有できる人なんて存在しません。
そのため、彼氏と同棲するということは、互いの異なる価値観がぶつかり合うということでもあります。
時に価値観の違いは対立やすれ違いを生みますが、それは互いに新たな考え方を手にいれるチャンスでもあります。
同棲する、ということは、ただ彼氏の近くにずっといられるというのではないということを、ぜひ覚えておいてくださいね。
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